おとあそび工房 5月のワークショップ

こーんにーちわーーー(^^)/ 

 

ということで、ブログの遅れを勢いで何とかしようとしている者(えびす)です😅

 

今年はおとあそび工房10周年で、いつものWSがちょっと違う?!

いろんな企画が目白押しなのですが、

5月は大阪大学主催、おとあそび工房共催で、大阪大学豊中キャンパスでWSが行われました。

 

キャンパスの広さと美しさにワクワクキョロキョロしたまま迷宮に入り込み、少々遅刻しましたが、いつもと違う環境と今回も初めて参加の方が来てくださって、新鮮な刺激を感じながらのWSとなりました。

 

本日のメニューでございます。

 

まずはワンアピール自己紹介。

 

音を鳴らしたり

からだを使ったり

みなさんの興味のあることや

これまでやってきたことが

垣間見れ、

”coming soon” っていう映画の広告みたいなワクワクな自己紹介の時間でした。

その後すぐ、全貌があらわれる訳ですが!

 

手足や顔をちっちゃくしたり、思いっきり広げたりしてストレッチ&ウォーミングアップをし(面白かったですね)、その後は

2つのグループに分けて即興セッション。

今日初めて参加される方もご一緒に。

 

今回は各々のグループで相談してテーマを決め、動いてみることに。

 

AとBで分かれた親子対決のジャンケン。負けて先に始めるAチームは『ずるずる』がテーマ。

大人の『ずるずる』を醸し出します。

Bチームは若さとフレッシュさで1人1人が自分のテーマを持って動きました。

 

 

ただし、互いのセッションを見ているときはテーマは知らないまま見ています。



今回は少し高い位置に座れる場所があり、視点が変わるだけで見え方が違うということで、そこから見てみようという人も。

横から見ていると同時にいろんな人の動きが気になってあちこちに視線が動きますが、上から見るとより客観的に、全体像が見えます。

まるで顕微鏡から覗いていたり、のぞき穴から別の世界を見ているような感覚でした。

1人1人がやりたいことを夢中でやっていて、でも互いを認識しながらそこにいる。それがわいわい賑わったひとつの世界に見えてくる。

おもしろいなぁー

 

何がテーマかわからないで見ていると、自分の経験や視点でイメージして見てますよね。

自分がああかな、こうかな、って発想して楽しんでいるのがおもしろくって、絵を見ているようでもあるし、どうなってそうなった?っていうことが起こったりすると意表をつかれて、筋書きのないドラマみたいだし・・

あとでテーマを聞いたり気になったことを聞くと、大概予想とはかけ離れたことなので、いや~、今日も世界が広がったな~と感心しています。

 

自分が動いている時も、WSは即興表現を自由に楽しめる場所なので、いつも通るあの道じゃなく、ちょっと筋違いの初めて通る細道の右側にある雑居ビルの3階へ行こうかな、でも斜めの筋になかったはずのフクロウカフェって看板が見えたからそっちへ行きたい、あれ?でもそもそも踊りたかったんじゃなかったっけ?

登りかけてた階段を歌って踊りながら降りてあの踊場でフクロウみたいに踊ったらオモロいやん・・

などと、選択する道は幾重にも分かれてて何をするかはその時の自分の思いに正直に従うので、自分でもどうなっていくかわからなかったりします。

こうしたいという気持ちがあるからそのまま正直に表現をする、そのエネルギーはとてもありのままで強くて、見ている人も、やっている本人も納得できるのだ、と思っています。

 

今回初参加の方にどんなことを試してみたいか聞いてみたところ、『寝転がって楽器を演奏したい』というリクエストがありました。

 

 

寝転がると周りの人があまり見えないのだけど、音と一緒に床からの振動がからだに響いて誰かの存在や変化を感じられました。

やがてひとり抜けふたり抜け・・音が少なくなっていく中でよりクリアになっていくもの。

人の存在が浮かび上がって、その純粋さの余韻に包まれたラストでした。

 

 

この日は外でも動いてみようという予定でしたがWSが白熱して時間がなくなってしまいました。

でも、外での即興はぜひまたやってみたいです。

 

片づけた後、お腹が空いたので、外へ出てお弁当を食べながら10周年の思い出やそれぞれの思い出、初参加のみなさんともお話しをしました。

こういうWSもいいなぁーとほっこりしてキャンパスをあとにしました。

 

次回は6/18(日)汀 -migiwa-さんでの特別WSです!