2018.5.13ワークショップ

季節は春から徐々に夏へと移り変わり、

今日は朝から大粒の雨が降り続いていました☔

 

そんな雨に負けじと、

工房のメンバーは朝から元気ッ!!🔥

 

 

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まず最初は、準備運動がてら

みんなでわちゃラップ🎶

 

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わちゃラップの生みの親・渡瀬さんが

リードをしながら、

そしてゆうくんもラッパで手助けしながら

みんなで賑やかにわちゃ語で会話🤩

わちゃ語に合わせて音も奏でます🥁

 

身体が温まると、

今度は2組に分かれて

わちゃラップバトル😎

 

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緩やかなラップバトルで

双方様々なわちゃ語を繰り広げます。

 

 

賑やかなわちゃラップの後は、

工房が誇る女優・なつこの登場💖

今日のなっちゃんは、綾〇はるかになり

朝ドラのように爽やかな演技😍

 

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助演女優として、増渕さんも参戦💨

もし、タイトルを付けるとすれば

« 女優なつこの洗濯物語»

でしょうか??

なっちゃんらしい、独創的な洗濯👕

 

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花ちゃんと拓人くんも加わり、

大所帯に😁

 

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なんとバックミュージックの

繊細な弦の音は、しんじくんッ!!✨

 

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そこへ、珍客登場😂

どうやら、傘を巡って戦ってるよう…

 

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そんな不思議な洗濯屋さんは、

不思議な結末で幕を閉じました🙌

この不思議な即興演劇も、

工房ならではだな〜としみじみ。

 

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そんな演劇の後は

表現・踊りのコーナー。

 

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さしずめ、

雨の静寂ダンスwithまよしん

といった所でしょうか。

真ん中で輪になっている表現・踊りチームと

しんじくんの音&ライト、

まよちゃんが奏でるピアノの音が

まるで今日を表しているように思えました。

 

 

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続いては、

ますぶち親子の即興寸劇。

はるちゃんの即興ピアノに合わせて、

増渕さんが即興表現をするという

今まであるようで無かった演目。

 

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合図を送るように音を出し、

それを受け取るように表現し

工房メンバーをマリオネットのように

手招きして操る。

まるで、バレエの演目のように見えました😊

 

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ラストスパートに向け、

じわじわ激しさを増すドラム音💨💨

みんなも各々にドラムに合わせて

表現をしていきます。

 

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まるで追いかけっこをしている

トンビのような…🦅

 

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トンビと言えば、

あきとの出番ッ!!😆✨

杉田さんとまぁくんの手ほどきにより

嬉しそうに飛び回ります💨💨✨

 

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最後は、恒例の千愛の決めのポーズ😎✨

で今日もワークショップは終了🙌

 

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演目の傍らで、表現を見ながら

絵で表現をする2人😙

 

今年度は更に盛り上がりを見せる

おとあそび工房メンバー💖

来月は一体どんな内容になるかなッ?!

乞うご期待👍✨

 

 

文章・毛利あゆ

写真提供・毛利あゆ&渡瀬みわ

 

 

 

 

 

 

 

2018/4/8 ワークショップ

おとあそび工房の4月ワークショップ。
この日はたくさん新しい方達が来てくださいました。
新しい出会いからは新しい「おとあそび」が生まれます。

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おとあそび工房の魅力は、ごちゃごちゃに混ざりあってるその根底に「思いやり」「優しさ」「想像力」があることです。

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だから障害有る無し、大人子供関係なくみんなが自由に楽しく表現出来ます。

そしていろいろな人達が集まります。

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5月6月もワークショップがあるので、ぜひみなさん遊びに来てくださいね〜(*^^*)

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文・Hide

 

 

2018和歌山でのワークショップ

318日(日)、

この日のおとあそび工房は、

いつもの魚崎ではなく、和歌山でワークショップでした。

 

これは、和歌山大学で音楽教育を研究されている先生方と、

おとあそび工房、代表の沼田さんとの

共同研究の一環として行なわれました。

 

和歌山へは、電車組、車組、そして、

チャーターしたマイクロバス組で会場に集合。

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バスの中では、子ども達がお菓子をほおばり、遠足気分。

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和歌山に到着後に昼食を済ませ、

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準備が済めば、いよいよワークショップ。f:id:riinumata:20180331140521j:plain

 

一週間前の11日に、和歌山一回目のワークショップがあり、

その時は沼田さん、鎌田さんのお二人で参加され、

和歌山で募集した参加者さん達とは、すでに関係を築いておられました。

とはいえ、会場である、

黒を貴重としたシックな佇まいの書道資料館、

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いつもと違う場所、

初めて出会う和歌山の参加者さん達に、緊張感が漂う。

 

一回目のワークショップで参加者さん達が作った、

大きな絵が3枚有った。

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これは、一枚の紙に数人が思い思いに描いて、

一つの作品にしたもの。

第二回目のワークショップの最初は、

おとあそびの会のメンバーが三枚の絵に合わせて

三組に分かれ、それぞれの絵を題材に、

順番にパフォーマンス。

 

そのパフォーマンスを見ながら、

同時に三人程づつその印象を絵にしてもらう。

大きな絵を題材にパフォーマンスをし、

そのパフォーマンスを絵にしてもらうという構図。

最初の大きな絵とは、また印象の違うそれぞれの絵が出てくる。

 

いつもと違う雰囲気に、

やや戸惑いを含みながらも、

いつものように楽しもうとメンバー達は、意気揚々。

 

まずは、渡瀬さんお得意の“わちゃラップ”を中心に、

子ども達が躍動する。

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次に、太鼓と踊りが一気に場を引き締める。

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最後の組は、題材の絵を譜面に見立て指揮をする。

一枚の絵の中の、色々な絵のパーツを指し示すと、

そのパーツに触発されて動く、音を出す。

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それぞれの組のパフォーマンス中に書いてもらった絵を発表し、

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ここで一度休憩。

 

第二部開始で、沼田さんから希望を聞かれると、

「歌」という声が上がる。

三人が出てきて、思い思いに歌を披露する。

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見事にバラバラ。

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しかし、そのバラバラな歌の重なりが、

思った以上に心地よく、面白い。

 

作品としては、一部の紹介パフォーマンスで、

おとあそび工房のお得意形式が出たのだが、

会場の雰囲気は、この「歌」が、

最もおとあそび工房っぽさが出ていた。

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「次、踊りたい人!」

という沼田さんの声に反応して、

おとあそび工房のメンバー、和歌山の参加者さん達、

入り乱れて、楽しそうに踊る。f:id:riinumata:20180318151602j:plain

ピアノや、様々な楽器が勢いをあおっていく。

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次は木琴。

数人が前へ出て好きなように演奏を始めるが、

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太鼓や踊りが混ざり込んでいく。f:id:riinumata:20180318152636j:plain

あっという間に最後の時間が迫ってくる。

 

第一部のおとあそび工房の紹介パフォーマンスの時、

書いてもらった絵の中に、
たくさんの顔が描かれたものがあった。

それを作者に持ってもらう。

絵が描かれた表が見えると、皆が声を出す。

ひっくり返して真っ白い裏面になると声を止める。

そんな単純な遊び。

 

説明を聴くだけでは、何が面白んだろうと思ってしまう。

しかし、これも、非常に面白いものになった。f:id:riinumata:20180318154651j:plain

 

作者がなかなか表を見せない。

じらしてじらして、するうちに、

会場全体の意識が作者の動きに凝集する。

表が出ないイライラ、ワクワクといった焦燥・期待。

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ちょっとしたことで、じらされている時間がキラキラしている。

チラッと絵の端がまくれ上がっただけで、

皆が待ってましたとばかりに一斉に声を出す。

が、一瞬でひっくり返されてしまう。

声を出すのも一瞬で途切れる。

フラストレーションが溜まる。

「ちゃんと出してくれ」

「しっかり見せてくれ!」

「声を出したい!」

そんな地味なやり取りが続く。

なんて贅沢で濃密な時間、空間。f:id:riinumata:20180331143344j:plain

しかし、これ以上続くと、飽きてしまうかもという、

良いじらし感が高まりきった頂点。

 

作者がパッと絵を表に掲げた。

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「あー!」「わー!」

爆発するように声が上がる。

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皆の意識を惹き付け、じらし、ずらし、

冷める前、高まり切る寸前での開示。

作者は、会場の雰囲気を見て、

計算してやっていたのではない。

後で聞くと、

もともとじらすのは好きらしく、

意図的であったようだ。

 

しかし、機を捉えることは、

計算ではできない。

計算してやると、

確実にそれらのタイミングはズレてしまう。

空気を読もうとしたら、

読んだ瞬間に次の空気に流れ、変化している。

だから、間に合わない。

 

それを、ワークショップ参加二回目の、

一般の参加者がやってしまう。

それは、技術では出来ない。

 

参加者達それぞれに、そして、その場の中で起ることに

ちゃんと関わり合って、

それに対して反射的に身体が反応して湧き起こる。

だから、その場に居る人全員の心が動く。

だから、面白い。f:id:riinumata:20180331144004j:plain

 

おとあそび工房の真骨頂が表出した。

そんなパフォーマンスが、

和歌山でのワークショップを締めくくった。 

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 このワークショップも模様は、
和歌山の地元の新聞に掲載されました。
http://www.wakayamashimpo.co.jp/2018/03/20180322_78045.html
こちらも是非見てくださいね。

 

次回、おとあそび工房ワークショップは、
4月8日(日)
10時~12時

いつもの魚崎の
東灘区民センター小ホール
です。

 

文:白藤

 

3月、和歌山でワークショップします!

おとあそび工房の代表の沼田と和歌山大学の先生たちが、共同研究でワークショップを行います。3月11日、18日の2週連続のワークショップです。1回目はおとあそび工房の沼田と鎌田が、2回目は工房のメンバーも登場します。色んな知恵やこれまで培ってきた方法を持ち寄って、楽しいコラボレーションを企画していますので、どうぞご応募くださいね!


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4月から6月までのワークショップの案内チラシができました!またご応募お待ちしています!7月以降は、それまでに参加した人を対象とした、舞台に向けてのワークショップとなりますので、ぜひこの機会に遊びにきてくださいね!

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2018.1.28ワークショップ

1月28日、おとあそび工房ワークショップ。

 

11月の公演から約2ヶ月半。

久しぶりにおとあそび工房という場が戻って来ました。

 

この日の参加は、普段より、ちょっと少な目。

参加している人は皆、解禁されたようにウズウズしている感じ。

 

今回は、初めての方が4名参加。

4名ともおとあそび工房という未知の世界を前にして、

緊張と共に、ワクワクした感じが漏れ出している。

 

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まずは、初参加の4人が順番に自己紹介パフォーマンス。

トップバッターは、和歌山から来られた女性お二人。

フラフープのような、大小、様々な色の輪っかを使う。

ピアノに合わせて ケン ケン。

ピアノが止まって パ。

1つの輪の中に止まった人同士が相方。

相方とコンビでピアノの音と共に踊る。

 

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おとあそび工房に有るようで無いようなスタート。

一気に楽しい空気が部屋に広がる。

 

次に、交野市からの男性が、鈴木さん、しんじくんと共に舞台へ。

ギターの音・リズムとダンスがしんじくんにまとわり付く。

そのまま舞台作品になるようなパフォーマンス。

さっきまでの楽しい空気が一変し、「かっこいい!」と声が漏れる。

 

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最後の自己紹介パフォーマンスは、会場のご近所の男性。

戸惑いながら太鼓を手にする。

そこへ横石君の笛が流れて入り、

白藤は……紐に絡まる。

前の二組とはまた違った、男性3人で、華はないが朴訥な雰囲気。

 

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初参加にも関わらず、4人それぞれの特徴が表出する。

 

自己紹介パフォーマンスで、今までと違った色が混じり合い、

新たな可能性が覗き見えたところで、

おとあそび工房おなじみ、まちゃん、なっちゃんの二人。

それぞれを中心にやってみる。

 

ちゃんは、えびすさんとの「えびまよ」コンビで、

ゆっくりとゆらぎ、漂う。

 

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最初に使った輪っかが、そのゆらぎに絡め捕られていく。

他の人達もその雰囲気に身を任せて漂っていく。

 

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なっちゃんは、しろ・ます・はる一家の計画を尻目に、もう、独壇場。

考えたことは通用しない

お笑いから特撮俳優へと、なっちゃんの世界が展開していく。

そんな幅もあったのか!

 

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ここでちょっと小休止。

最後は、全員でのビッグバンド。

二組に分かれ、各々の指揮に合わせて動き、音が跳ね返る。

 

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二組が交互に指揮をつなぎながら始まったが、

次第に、どちらがやっているのか、

誰が指揮なのか、

どこが中心か、

分裂して違う組が出来ている。

 

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様々な場所で、色々な表現が湧き起こっている。

バラバラか!

 

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しかし、全体の空気が統一されている。

一見、グチャグチャでバラバラで、勝手。

その中で皆、無意識につながりを持っている。

そのつながりが無いと、ただの発散になってしまう。

そうならないことで、

新しい何か、思わぬ何か、面白い何か、不思議な何か、

が生まれてくる。

その差は大きくて深い。

 

「自由にするって難しい」

初参加の中の一人がポツリと言った。

その難しさは、

「自分が何をするか」という意識と、

「つながりを保っている」という無意識、

この二つが共存しているという所がある。

 

そんなおとあそび工房の世界。

 

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今回、ひなたくんは、体調が悪かったが、どうしても来たかったらしく、

ソファーで横になっていた。

本人は、パフォーマンスに参加できず、悔しかったかもしれない。

しかしその状態も、おとあそび工房では“参加していない”のではなく、

一つの存在として、場の空気に関わり、影響を与えている。

一人の参加者としてそこに“居る”。

 

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お馴染みのメンバーに新しい参加者が加わり、

いつもと違った雰囲気が流れる中に、

いつものおとあそび工房がある。

そんな感じで、

おとあそび工房の新たな一年が始まった。