9月のワークショップは、番外編。
詩人の上田假奈代さん、てつがくとおんがくの人ほんまなほさんをゲストにお迎えしての「こえあそびの会」を開催しました。
まずはじめは、みんなで円になって自己紹介?と思いきや、
「本当の名前でなくてもいいので、今日呼ばれたい名前を紹介してください。」
と、假奈代さん。
「宮古島」「はんぶんこ」「すみれちゃん」「プーさん」「チョコレート」などなど、名前のようなものや、そうでもなさそうな呼び名も。
その名前をみんなで呼んでみる。
お返事するのも、なんだかくすぐったい(๑>◡<๑)
次は「詩を聴くのには寝転ぶのが一番なんですよ。」と、みんな思い思いに寝転んだ。
海に浮かぶ島々のようなみんなの間を、假奈代さんがみんなの今日限定の名前を織り交ぜた即興詩を口にしながら進んで行く。
なんとも、ゆーったりした時間が流れる。
その言葉を真似して呟く人。
ハミングする人。
窓の外には緑の山の上に真っ白な雲が浮かんだ青い空。
ふと、「退屈になりたい!」と声が上がった。
退屈って、なんて素敵な時間!
と、いつも素敵なアイテムを持ち込んでくれるひなたくんが、今回はいろんな青色の短冊のような紙を雪のように降らせ始めた。
あっという間に床に降り積もる。
すかさず、「その短冊に好きな言葉を書いてみて。」と假奈代さん。
心に浮かんだいろんな言葉が書かれた短冊を大きな紙に貼り付けながら、
さらに詩が紡がれて行く。
今度はそれをみんなで代わり番こに読んで行く。
好きな部分、好きな長さだけ。
「あ、この人はこんな声をしてたんやなー。」と改めてその声色を味わったり。
自然とあちらこちらから音が重なって来た。
部屋の片隅では大きなダンボール箱を船に見立てて、船乗り女子二人の航海が始まった。
こえ・おと・やま・そら、、、
お部屋のあちこちで、それぞれの特色や個性の味わいを、思いやったり、楽しんだり。。。
「番外編」とは言いながら、やっぱり今日もいつもの「おとあそび工房」の時間が流れていたようでした。
いよいよ来月からは、12月22日の公演に向けてのワークショップが始まります。
これまでにワークショップに参加したことがある人は、公演にも参加可能です!
公演参加ご希望の方は、
までお問い合わせくださいね。
お申し込みは9月15日締め切りです。
公演までのワークショップの日程は、
10月6日、11月3日、11月17日、12月15日となっています。
文責:かつふじたまこ