2017年3月5日 〜おとあそび工房〜 あづき
あづきです。春がもうすぐそこまでやってきています。
冬にさようならを言いましたか。
今日は
・インタビュー自己紹介(みじかめ)
・からだほぐし
・ペアになる
・ペアとペアになる
・発表
・ふりかえり
をしました。
最初の自己紹介。最近の自己紹介はだんだん短くなってきていて、残念です。以前は
１時間くらい自己紹介している時もあって、その時間が好きでした。自己紹介をしていたと思ったら、いつのまにか他の人の紹介になっていたりして。
この日は、きゃりーぱみゅぱみゅが憑依する人や、今度テレビに出る人や、
あきら１００％を好きな人、などがいました。
からだほぐしは輪になってやりました。
ぶらぶらしたり、ぐねぐねしたり、しゃきっとしてみたり。
そのあとはペアになって、練習をしました。
ペアでつくった演奏の題名を発表しました。
「みつめあう」「たたく」「どらきんぐ」「クラシックコンサート」「ダンリズム」「おまつりだいこ」「おととおどり」「じゆうにかおをたたく」
でした。
ペアとペアでペアペアになって、発表をしていきました。
絵画のような構図
まず最初は、「みつめあう」と「たたく」のペアペア。
「みつめあう」はしんじくんとみちこさん。みちこさんは、しんじくんと見つめ合っていました。しんじくんとペアになる人はいろんなことを試しています。太鼓をたたいてみたり、身体にさわってみたり、物を投げてみたり...
練習の時にちらっと横目で見てみたら、ふたりは離れた場所にいました。あ、もしかしたら、関わり方がわからないのかもしれないな、とわたしは思って、自分たちの練習もしながら、しんじくんに関わってみたりしました。けれど、ふたりは離れたままでした。
みちこさんは、しんじくんとはみつめあうだけでいいんだ、と思ったそうです。見守るだけでいいんだ、と思ったそうです。見つめ合いながら、ときどき目が合ったり、そらしたり、そらされたり、いろんなことが起きていました。
「たたく」はしらふじさんとまーくん。しらふじさんは、身体のスペシャリストです。触れればなんでもわかってしまうような人です。でーっかいマレット(木琴を叩くバチみたいなやつ)をもって、何をするかと思ったら、まーくんの身体をトントンと叩き始めました。肩がこってるかな、胃がもたれてるかな、寝不足かな、と探っていたのでしょうか。まーくんは一心不乱に木琴を叩いていました。
そのうちみちこさんの身体も叩き始めました。２人も同時に診れるなんてすごすぎるなぁ。みちこさんは、身体がやわらかくなりたい、と言っていたから、最高だったんじゃないでしょうか。
２番目は、「どらきんぐ」と「クラシックコンサート」のペアペア。のはずが、かんじくんとしょうごくんのお母さんも入ってきてくれて、ペアペアペアになりました。
「どらきんぐ」はあづきとあきと。あきとくんはダンスがかなり得意で、前にもダンスを披露してくれました。部屋に入ってきたときから身体を動かしてノッテたので、あ、今日もダンスするのかな、って思ったんですけど、そのあと一瞬楽器のとこに行って、バイオリンを弾き始めました。弾き方はかなり独創的だったんだけど、めづらしいな、と思ったし、今日はバイオリンの感じなのかも、と思って、無理やりダンスにしないことにしました。わたしはなんでもいいので、そのへんにある楽器(ハープ)とアヒルの笛を使いました。練習時間も、とくにしゃべらなかったです。黙々とふたりで楽器を弾きました。
発表になったら、あきとくんが壇上に上がってくれて(気分によって上がらないこともある)、お、いいぞ、と思ってたら、「緊張するわー」って言ってた。「そうだなー」とか適当に返しながら、もう始めるか、と思ってハープをジャラーンって鳴らしたら、あきとくんもバイオリンを弾き始めた。バイオリンの音とハープの音でセッションが始まって、お、これは、なんとなく良い感じの、よくわかんない現代音楽みたいな感じだぞ、とか思って、しめしめと思ってたら、突然「がおーっ」みたいな声が聞こえて、なんだなんだと思って隣を見たら、あきとくんがバイオリンを置いて、ライオンになってた。
えーっ
突然ライオンの檻に放り込まれてしまいました。まずい、と思ってあわてて自分もハープを置いてライオンになって対抗しました。
「がおーっ」「がーっ」「がおがおー」「ががー」
良い感じの現代音楽はどこにいってしまったのでしょうか。そんな感じでガオガオやっていたら、客席の方からもガオガオ言いながら飛び込んでくる人たちが。
お母さんでした。一応事前には「こんにゃくダンス」←？をする、とおっしゃっていましたが、どうやらライオンになってしまったみたいです。さながら檻の外から威嚇する動物のように、舞台下から舞台上に向かって、猫パンチみたいなアタックをかましてきます。もう現代音楽はあきらめるか、と思ってたら、またバイオリンの音が聞こえてきました。どうやらあきとくんはライオンをしながらバイオリンを弾けるみたいです。動物と楽器って両立できるんですね。なんだその手があったか、と、わたしもハープを弾いたり、アヒル笛を吹いたりしながらライオンをやりました。そんなこんなしていたら、もうひとつのペアが壇上に上がってきました。
「クラシックコンサート」はえびすさんとなっちゃんのペア。
まずはこれを見て欲しいんですけど
これが今日の曲目みたいです。
けれど２人が手に持っているのはタンバリンとカスタネット。打楽器のみでこれらを演奏しているようです。よく聞いていると微妙に違う...
動物園と、現代音楽と、クラシックが融合しました。
演奏終了後、なっちゃんに「今のがクラシックコンサートだったの？」とぬまたさんがきくと、「はい！」と即答していました。
そういえば、「どらきんぐ」ってなにかよくわからなかったのだけど、ベンガルトラらしいので、今日はライオンじゃなくてトラだったのかもしれない。
３番目は、「ダンリズム」と「おまつりだいこ」のペアペア。
ダンスと太鼓。かなり相性の良さそうな感じです。
「ダンリズム」はかんじくんとかまたさん。ダンリズム、というのはダンス+リズムの造語で、かんじくんが考えました。振り付けを紙に書きながら、ふたりでひたすら練習していました。
発表が始まると、いきなりかんじくんのMCが始まりました。かなり慣れてる様子で、おそらく数百、数千のお客さんを想定しているかのような雰囲気。家でもやりまくっているらしいです。どうりで。
たっぷりのMCが終わると、ダンスタイムへ。リズミカルな太鼓と、激しいダンスが入り混じります。
お客さんの方を見ると、踊りたそうな人がちらほら。まーくんの手をとると、一緒に踊り始めました。あきとくん、なっちゃん、しんじくんも加わって、かなり大人数のおまつりダンスに。まーくんはクロスステップ、なっちゃんはひたすらスクワットと、かなりダンス？のジャンルはバラバラだったけど、おもしろかったです。
最後はかんじくんのMCで締め。
休憩
４番目は「おととおどり」と「じゆうにかおをたたく」のペアペア。
「おととおどり」はすずきさんとおりたファミリー(みお、のどか)。
「じゆうにかおをたたく」はぬまたさんとおりたしゅうちゃん。
おりたファミリーはお母さんと、姉妹の３人で参加。お母さんは叩きものと、ボイス。のどかちゃんはウクレレ、すずきさんは踊り。ぬまたさんとしゅうちゃんはカリンバのでっかいやつ。
カリンバの、ボンボンとした響きのある音が常に鳴る中で、ときたまウクレレの優しい音がぽろっと聞こえる。途中からすずきさんが声を出し始めると、お母さんやぬまたさんも合わせて声を出し始める。どこか時間が止まったような、不思議な雰囲気が終始漂っていました。
おしまい
いつもはしないけど、時間が余ったので、みんなで輪になって振り返りをすることになりました。緊張した人もいたみたいだけど、楽しかったみたいで、よかったですね。
あ、今日は特別にお茶とおまんじゅうをみんなに配っていました。
やっぱりすべてはお茶とおまんじゅうのおかげだったのかもしれませんね。
以上です◇
次回のワークショップは４/２(日)！AM１０時～
場所は、神戸市立東灘区民センター小ホール
阪神魚崎駅北東徒歩4分、魚崎小学校南向かいに位置しています。
みんなきてね。
