8月のおとあそび工房ワークショップ

8月のワークショップは28日。
一週間遅れての開催になりました。

 


12月に久しぶりの公演が決まって、
会場にはウキウキした空気が流れている。

 

 

 


公演でやりたいこと・タイトル案などと、
公演前の 11 月にあるイベント、ミーツザ福祉でやりたいことを
「思いついたら書いて~」と大きな紙を張り出してワークショップスタート。

 

 

 


今月は、なっちゃん体操がお休みのため、
藤原さんとゆうた君のまねっこ体操。
と思いきや、逃げるゆうた君。
藤原さんは追いかける。
皆もついていく。
水筒から水を飲むゆうた君。
藤原さんも水を飲む!?
皆も呑む!?
体操なのか?
でも、皆、妙にすっきりした様子。
何故だ?
(写真がないのが残念!)

 


「今日はどんなことがやりたい?」と代表の鎌田さんが進める。

 

 



まずは増渕リクエストの「はなうたを歌う」。
かつふじさんとゆかちゃんの指揮で皆のはなうたが心地よく会場に響く。
ゆうた君の「鬼滅」コンサートはどこへ?

 

 

 

 

鍵盤楽器だけ」で遊ぶ。
沼田さんの安定した鍵盤楽器に守られ、
鍵盤楽器なのか打楽器なのか、
そんなものも有りつつ音を奏でる。
ゆりちゃんの絶妙な仕切りで終了。

 

 



藤原さんのなんとなく思いついた「以心伝心」
まよちゃん・藤原さんを中心に、
鎌田さん、鈴木さん、ゆかちゃん、ブラッキー太田黒さんが四方を固める。
結界を張られたような空間の中で繰り広げられる 6 人の声と動き。
心で心を、伝わったかな?
今日は、盛りだくさんな感じ。

 

 

 


「絵を表現する」
ゆうた君は、「情熱大陸」。
奮闘する栗栖さんでした。

 

 

 

 

そら・はるみの絵では、そらちゃんのカントリーロードからの展開。

 

 



そして沼田さんの絵は、
白藤の動きとはるみの音に変換された。

 

 

 

 

それぞれ、絵の作者と演者の表現は交錯したのでしょうか?

 

 




今日のワークショップを楽しみながら、
ミーツザ福祉と公演に向かって、まだ何も決まっていない中での、
「やる!」という思いのいっぱい詰まったワークショップでした。

 

 

 


次回のワークショップは、ギリギリになりましたが、今週末。
9 月18日です。

ワークショップ・公演ともにどんどん参加してくださいね。
楽しみましょう!

 

 

文章:白藤

6月のおとあそび工房


全国的に空梅雨だった?今年の空模様。

工房にはこの日、いろんな空模様が展開されました!

 

おとあそび工房では、メーリングリストでお知らせを受発信したり、出欠を確認したり、いろんな使い方をしていますが、ワークショップのアイデア(思い付きでも大丈夫!)を書き込んだりして、日々やり取りしています。

 

そのなかで、たまちゃんの「一対一のガチンコ勝負がみてみたい!」

 

北、、、ちがう、きた、、、観るのは楽しいけど、ドキドキするヤツ、、、!

 

そして、今回のブログ番、ますぶち。ついうっかりと

「楽器や誰と当たるかも、全部くじ引きでやってみたらどうでしょう?」

と、提案したからさぁたいへん!

くじもその場で作る、ひく!

タネも仕掛けもございません(笑)

 

ここからは写真で当日の雰囲気をおたのしみください。

 

かえるくんもわくわく。

はじまったよー




 

 

 



 

以下、発案者、たまちゃんのFBより当日の模様を引用させていただきました。
 
『おとあそび工房、6月のワークショップ。
くじ引きで決めた1対1のデュオ即興大会!
くじ引きでは、最初に持つ楽器も決められる。
打ち合わせなし。ガチンコ!
これが、もうめちゃめちゃ面白かった(≧∀≦)
くじ引きで偶然に決められた、これまでに無かったようなペアでの5分間。
段々どないしようか困ってきた頃が一番の見どころで、決められた楽器の新な奏法が発見されて行ったり、びっくりする動きに出たり。
もちろんみんなが即興のエキスパートでは無いから、苦し紛れに思いもよらなかった動きが飛び出す。
絶妙な飛び入りも!
自分がパフォーマンスしたのは、ほぼ5分だけで、あとは観客、のワークショップの日やったけど、みんなのパフォーマンスを堪能できた贅沢な時間でした。
みんな、ブラボー(〃ω〃)』
 
超久々に、はじめて工房に出会ったような高揚感を私も覚えました。
 
そして今日も工房は続きます!
 
                     文責:ますぶち




 

 

2022年5月のワークショップ

先月の、「とっておきの音楽祭 in 丹波篠山」。


公演とは違った雰囲気で、全く知らない人ばかりの前でのパフォーマンスに、ピリピリとした緊張感が気持ち良く、楽しむことができました。

 

懐かしい再会も有ったし、
初めて観て頂いた方たちの嬉しい感想もたくさん頂き、
とても良いイベント参加になりました。

 

で、今回のワークショップ。

まず最初は、最近恒例の、なっちゃん体操から。

(写真は、全て前回のワークショップのものです)

 

 

 

 

いつもと違うのは、
5月22日の「つながらーと」に向けて、
「とっておきの音楽祭」作品の再構築。

 

 

 

 


そしていつもと同じように、
音を出してみる、動いてみる。
「つながらーと」に参加できないいつものメンバーも一緒に、

 

 


 

 

さて、どんな作品になるのやら。
ワクワクが止まらない。
「とっておきの音楽祭」を観られた方も、どんな変化かお楽しみに。

 

 

 

 

「つながらーと」の情報はこちら。

https://tunagarart.jp/

 

 

 

来月のワークショップは6月19日(日)です。

おとあそび工房ホームページも見て下さいね。

 

文章:白藤

2022年3月のワークショップのご報告

2022年3月20日 

午前中はまだちょっと冷んやりしたけどいいお天気の日曜日。

今日も、なっちゃんのストレッチからスタート!

と言うか、最初のご挨拶の間からなっちゃんはもうすでにトレーニングを始めている様子。

隣にいた私も密かに真似をする。

なっちゃんのストレッチはいつも個性的。

それだけでダンスのよう!

次第にみんなも加わって準備体操。しかし意外にキツイ!

こっそり「なっちゃん、これ何回するの?」と聴いてみたら、「100回です!」と。

すごいなぁ〜

 

さて、今日のメニューは4月に参加予定のイベント「とっておきの音楽祭」に向けてのアイデアを試してみること。

 

ひとつめのセッションは、

ブラッキーさんがボイスパフォーマンスをする後ろで車椅子に寄り添いながら鈴を鳴らすまよちゃん、その前にしゃがみ込むようすけくん、という場面からスタート。

f:id:riinumata:20220320214117j:plain

このちょっとこまった表情の次の瞬間、めちゃ笑顔になるの(笑)

ようすけくんはいつも、顔の半分くらいあるのじゃないかと思うほど大きく口を開けて笑う。

その笑顔がたまらなく素敵なのだけど、彼のちょっと困ったような表情や泣きそうな表現もとても表現豊か。

その表情の変化とブラッキーさんのボイスが呼応する。

揺れるまよちゃん。

そこに徐々にみんなが交わっていく。

f:id:riinumata:20220320214608j:plain

 

薄い紅白の布を何枚も結びつなげた紐を藤原さんがヒラヒラとさせると、幾人かがその下を潜っていったり、絡まったり。

f:id:riinumata:20220320214839j:plain

f:id:riinumata:20220320214934j:plain

 

音も人も徐々に増えてくる。

 

f:id:riinumata:20220320215341j:plain

 

ボウルやお鍋のふたを演奏するプチ日用品オーケストラも出動!

f:id:riinumata:20220320215908j:plain

 

太鼓星人もやって来た?!

f:id:riinumata:20220320220347j:plain

 

音が賑やかになってきた頃、唐突に鳴り響くピアノ♪エリーゼの為に♪

弾くのは、なっちゃん

あぁ、このカオスに響く「エリーゼの為に」に感じ入りながら、ひとつめのセッション終了。

 

換気&休憩タイム。

 

後半のセッションは、ソラちゃんから何か発表がある!との事で、みんなで耳を傾けるところからスタート。

f:id:riinumata:20220320220747j:plain

f:id:riinumata:20220320220815j:plain

はるちゃんも応援!

ソラちゃんが学校の授業で「お友だちの良いところ」というテーマで発表したもの。

ソラちゃん、優しいお友だちに囲まれているのですね。堂々と発表してかっこ良かったよ。

 

続けて裕太くんの「妖怪がしたい!」とのリクエストとソーラン節とのコラボ、、、

のはずなんだけど、何故かホワイトボードの下に、かまちゃん、裕太くん、はるちゃんが潜り込んでホワイトボードごと這ってくる、というスタート⁉︎

 

f:id:riinumata:20220320221307j:plain

f:id:riinumata:20220320220953j:plain

 

f:id:riinumata:20220320221409j:plain

お、ソーラン節になって来た?!

 

周りではソーラン節のお囃子のよろしく太鼓やお鍋のふた、ボウルなんかをチキチンドンドン!

工房のパフォーマンスは、いつもあちらこちらで同時に何かが起きています。

f:id:riinumata:20220320215111j:plain

f:id:riinumata:20220320222314j:plain

f:id:riinumata:20220320222105j:plain

 

ある場所でアンサンブルをしてた人が、トコトコと歩いて、また別のアンサンブルに触れて反応して、また新しいアンサンブルが始まる、という感じ。

だから、どこを観てもクスッと笑えたり、美しかったり、激しかったり⁉︎

それぞれの方法で、それぞれの表現をしてるんですね。

お互いの表現を観て楽しみつつ、自分もまた表現してみる。

そんな今日のワークショップでした。

 

来月のワークショップは、4月10日の日曜日。

初めましてのご参加も大歓迎ですよ(^o^)/

詳しくは、おとあそび工房ホームページをのぞいてみてくださいね!

 

文責:かつふじたまこ

 

2022年2月の「おとあそび工房」ワークショップ記録です!

遅くなりましたが、2月のワークショップの様子です。

 

如月(きさらぎ)、まだ冬のよそおい真っ只中、それでも次の季節を待ちこがれてみんなが集まってくる。

車で、バイクで、楽器やおもちゃ(ワークで使う小道具など)を携えてくるひとたち。

電車にガタゴト揺られながら、今日を指折り数えて待っていたひとたち。

初めておとあそび工房を探検にくるひと。

受験直前、泣く泣く参加を見送るひとたち。

社会情勢や、お家の都合、行きたい気持ちはやまやまですが。。。のひとたち。

そんな、バラバラな「ひとたち」が今日はどんな風景を生んでいくのか?!「自由のレッスン」がはじまります。

 

室内の画像のようです

ホワイトボードに今日のメニューが発表される。

まずは、ふだん眠っているような気持ち・感覚に「おはよう!」をするように、からだほぐしがはじまる。

 

まーるく座ったり、

7人、子供、立っている人、室内の画像のようです

 

あるいは誰かを囲んだり。

4人、立っている人、座っている人、室内の画像のようです

 

だんだんと、からだとこころが開いてくる。次は2チームに分かれてお互い発表と、意見・感想タイム。

発表までは、ほんのわずかの時間。はじめて工房に探検にきたひとは、どう思ったかしら?

 

「風」をテーマにしたAチーム

5人、立っている人、室内の画像のようです

 

 

 

歌とボイスパフォーマンスのBチーム

6人、立っている人、室内の画像のようです

 

どちらもスタートしてからの転がり方が自然で面白い。そして、感想を言っていくのが、最近では「発見」していく、という感じのことが多くなる。その場ででてくる意見・感想も、ある意味「即興」なのだから、聞いていると「そこ、見つけた!」というのも当然だった、ことに気付く。

あるいは、「いま、この場で」生み出されることが多くなってきているのかもしれないな。考えていると追いつかない事が増えてきた!いい!いい!!!ひとりひとりが混ざりあってゆく。

 

少し休憩をはさんで、小編成のリレーがはじまる。

カラフルなピンポン玉。もはやスポーツで使われる、あれ、という感覚はこの場にはもうない。

二人の女子チームが紡ぎだすのは、思春期特有のおしゃべりなのか、じゃれあう小動物のそれなのか。

あちこちに跳ねるピンポン玉の音が楽しい。

 

2人、立っている人、室内の画像のようです

 

4人、立っている人、室内の画像のようです

 

外のしとしと雨と重なるような「音」がこまかく響く。

次第に空き地に集まるこどもたちのように、わらわらわらわらと、全員が「あそび」に夢中になる。

 

8人、立っている人、室内の画像のようです

 

続く小チーム。はじめて参加するひと、参加してからはじめて「動いて表現しよう!」と試みるひと。

「はじめての」が、満載だったと、あとから発見発見!

やわらかい雰囲気がひろがり、このまま、ごはんを食べるのも、記録を撮るのも忘れてずっと見ていたい、このままここで過ごしたい、そんな衝動に近い気持ちに駆られる。

 

2人、子供、立っている人、室内の画像のようです

 

なのに時計をみると迫りくる退館時間。のこり2チーム、まだ発表できていない。どうする?

 

もちろん、やる。はじめの決まり事を少し変更し、しかし「ルールは変えずに」発表までする。

そう、「時間がないから、じゃあやめよう。」とはならない所がすごい事なのだ、と改めて気付く。いや、知らなかったのかもしれない、やらなかったのかもしれない、ここ以外では。

 

写真の説明はありません。

 

私たちは、日常では「してはいけない」が、ルールと思っていることが多くなっているのかもしれない。けれども、ここでは、この時間では「しても良い」という、そしてぎりぎりまで止めない(やめない・とめない)が「日常」となっている。

 

そして、猛ダッシュで片付け・掃除・消毒作業。

すべて出し切ったあとでは、みんな仕事がはやいこと!

はじめ、バラバラに集まってきたひとたちは、ここではもう、最初とは違う「ひとたち」になっていた。あそびが繋ぐ、紡ぐ、そんなひとときでした。

 

次回も、「おとあそび工房」で、思い切りあそびましょう!

 

文責:増渕由紀江

 

 

そして、やっとこさ2月の記録をアップしましたが、はや3月のワークショップのお知らせです(⌒∇⌒)

 

日時/2022年3月20日(日)10:00~11:45 住之江公民館 別館第4会議室 (神戸市東灘区住吉宮町2丁目23  TEL 078-822-1300

もちろん当日、突然参加も大歓迎ですが、参加決定の方。3/19(土)20時ごろまでに参加表明いただければ、幸いです!!!

最寄り駅/

JR住吉駅より南へ徒歩10

阪神住吉駅より東へ徒歩2

阪神魚崎駅より西へ徒歩10

お申し込み

otoasobikobo<at mark>gmail.com

または 09025407912 「おとあそび工房」まで

参加費/お一人1500円 介助者無料

     ご家族3人まで4000

参加が難しくても、毎回のブログ見てもらったり「おとあそび通信」も大歓迎ですよ~

「おとあそび工房」ブログ

https://otoasobikobo.hatenablog.com/

「おとあそび工房」HP

https://otoasobikobo.amebaownd.com/

 

今後のイベント予定。

確定→令和4年522日(日)つながらーと in 大阪城野外音楽堂

 

です。こうご期待!

 

 

2022年 あけましたー!

2022年、少し遅いですが、あけましておめでとうございます。今年もたくさんの人と繋がり、良い年になりますよう!

さて、おとあそび工房も元気に2022年を迎えて、緩やかに先日16日にW Sをおこないました。この日は初めましての方も.お久しぶりの方も緩やかに集まってきました。どんな人も自然に溶け込み様々なパフォーマンスが行われる。工房のもつ不思議な力かな。そもそも表現するって、すぐに人と仲良くなれちゃうんですよねー。

この日は前半はA B のチーム編成を作り、それぞれ短時間で打ち合わせをして「魅せる:見せる」が行われました。それぞれやはり独特で面白かったのですが、子供等の「あそび」が大人に見守られながらのびのびとしていたなーという印象です。

後半は、少人数からスタート、徐々に人数が増えていって音や動きなどの空気が変わっていく展開を楽しみました。最後は、獅子舞もやってきて、キャハキャハと走り回る子供たちと緊迫感のある演奏と舞い。いろんな世界観が混ざって、でも一つの渦となって終わりました。

次回は2月13日を予定しています♪ 

WS終了後のミーティングに、「あの人どうしてるかな?」という話題にもなりました。

みなさん元気ですか? また会えずとも、元気であって欲しいなー♩♩といつも思っています。

<おばけのかあか>

f:id:riinumata:20220119213736j:plain

「工房のみんなを描く」と、みんながまだ来てない時から描き込んだ絵。この日は特別カラフル!

 

f:id:riinumata:20220119213238j:plain

全体を図りながら太鼓の音が実に繊細ーー♪

f:id:riinumata:20220119213845j:plain

初めてピアノを弾いてる 増渕さん 
花柄の洋服とピアノが絶妙にしっくりきてました

f:id:riinumata:20220119214333j:plain

脚とツインズ 静止図バージョン

f:id:riinumata:20220119214457j:plain

獅子が言ってるように、沢山の幸せでお腹がいっぱいになりますように!!!

f:id:riinumata:20220119214617j:plain

いろんな所でいろんなことが起こっている、
工房名物?同時多発パフォ(ーマンス)
不思議と時々一体感があり、離れたりくっついたりしながら流れていきます。








おとあそび工房 2021年12月12日のワークショップ

1212日、暖かい日差しが差し込む中、いつもの住之江公民館にてワークショップが開催されました。

 

今回は何かお気に入りのアイテムか衣装を持参のお題あり。皆さん、魔女のキキにサングラス、帽子、可愛いドレスなどなど、様々な衣装を抱えて集まりました。

 

f:id:riinumata:20211212103913j:plain

 

色とりどりの衣装に着替えて、夏子さんのヨガストレッチからワークショップが始まりました。

 

f:id:riinumata:20211212104011j:plain

 

2チームに分かれてテーマや動きを相談、発表した後に感想を言い合い、2回ずつ発表しようという流れです。

 

 

はじめにチームのパフォーマンスです。

太田黒さんとようすけくんの声のセッションからスタートしました。

 

f:id:riinumata:20211212105824j:plain

 


少しずついろんな方向から音が加わって、
2人の周りを踊りながら囲み、渡瀬さんのピアノをベースに混沌とした音の世界となりました。

 

f:id:riinumata:20211212105917j:plain

 

発表後の感想として、もっと2人の声が聴きたかった、無音の状態で踊りがあっても良かったかも、ソラちゃんとママが動く感じがお祭りに来たお客さんのようで良かった、などが挙げられました。

 

f:id:riinumata:20211212105953j:plain



次にAチームの発表です。夏子さんが奏でるピアノの音のなかで、それぞれが個性豊かに音と踊りを重ねていきます。段ボールの白藤さん、ゆうたくんのパイプのディジュリドゥが印象的でした。

子どもたちの自由気ままさに大人がちょっかいを出す感じが面白かった、台の上に楽器を置いてみてもいいのでは?などなど感想が挙がりました。

 

休憩後、2回目の発表です。

Bチームは太田黒さんの語りのような声で始まり、ようすけくんと叫び合いながら、声が切れたら音が鳴り出すというような掛け合いが続きました。

 

f:id:riinumata:20211212120315j:plain

 

増渕さんが袋を被りながら躍り出てきてその袋をようすけくんが外して笑う、みんなの間を縫うようにソラちゃん鎌田さんが踊り歩き、最後は無音で静かに終わりました。

 

f:id:riinumata:20211212120505j:plain

 

Aチームは、休憩中に始まった新聞遊びの延長がどんどん広がっていく舞台でした。はるみちゃん、ゆうたくんが楽しそうにちぎっていく音、藤原さんが舞いながら足で新聞を蹴る音が重なり、ちぎった新聞がひらひら舞って、その下で自由に踊り、笑う演者たち。そのなか夏子さんがブレずにカスタネットをリズミカルに鳴らし続けることで舞台が自然とまとまり、本当に見ごたえのある発表でした。

 

あなたの奏でる音にわたしが応える。わたしが作る動きに誰かが音を出す。誰かの出した声にあなたが声を重ねる。

 

f:id:riinumata:20211212110346j:plain

 

即興のおとあそびはてんでばらばらのようなことをしているようで実はそうでは全然なくて、そこにいるみんながお互いに呼応する気持ちの重なりのように感じます。

みんなで一斉に同じ曲を奏でるのではない面白味は、その気持ちの重なりが、時に強烈なものを生み出したり、はたまたなんじゃこれ?というものだったり、その時々の化学反応が予測不能なところにあります。

 

f:id:riinumata:20211212105934j:plain

 

今、この瞬間しか聞けない音、踊りに心がワクワクゾクゾクできるおとあそび工房のワークショップ、今回もやっぱり面白かったです。

 

f:id:riinumata:20211212120937j:plain

投稿者:水谷佳奈子